悪夢は止まらない
※悪のキューピッド(無差別な恋愛(浮気)、意図的に別れる、別れさせる)が行われます。
※今回から更に胸糞です。倫理観は一緒に一旦横に置きましょう。
悪のキューピッドとヴァンパイアパワーの勝手がわかり始めてきたスカーレット。
内向的な特質がそこかしこに影響し、やる事成す事が常に前途多難なエリオット。
全てが真逆な姉弟が繰り広げる、大迷惑な厄災の様子を今回も淡々とお届けしていきます。
前回、シメオン先生と親友になったエリオット。
次の日彼はスカーレットが初日に初めてヴァンパイアにしたバーテンダー、アンヘロさんと仲良くなりたいと思いだします。
誘惑したいって願望ですが、仲良くなりたいの言い間違えだと思ってます。
エリオットから姉に話しかける事はこれまで過ごして来て一度もありませんが、スカーレットはたまにエリオットとハグし、怠けに来ます。
悪逆非道な彼女ですが、唯一の身内は可愛がっているのかもしれません。
幸せだったので幸せなメールをアンヘロさんに送ってみたら、お出掛けに誘われたエリオット。
出だし好調ですね。
真冬なのに二人とも寒そうなんですけど。
ヴァンパイアは季節感がありません。
『友達と一緒に遊ぶ』
なんて素敵なクエスト名!
とりあえず誘惑したいエリオットの為に、アンヘロさんの外見を褒めてみました。
ハートは出るけど一切恋愛ゲージがたまらない良いコマンドです。
スカーレットが全滅していた「関心事を話し合う」も、エリオットだと何かがハマるのか会話を繋げてくれました。
その上アンヘロさんは不意にエリオットにハグまでしてくれました。
これは嬉しい!
ヴァンパイアの体温は低そうですが、抱き締めた時の人体の厚みは心を解かすはずです。
その後ほの暗く吹雪く中、一緒にチェスをして楽しみました。
時間が有り余っていましたので、いつもの拠点でヴァンパイア化を進めます。
エリオットももっかいやっとこうね。
お姉ちゃんが下で増やしてる間にね。
階下でギターを弾いていた赤鬼をヴァンパイア化するスカーレット。
エリオットは悲しいかなこの意地悪なおじいちゃんに消えない恨みを付けてしまいました。
報復に侮辱されています。
店に帰ってきたスカーレットはカーリーの横に居たシムをヴァンパイア化。
からの、ゴミ箱を蹴ります。
どうした。
何か気に入らない事があったでしょうか。
喉が乾いていたようです。
入店して来たシムからブラッドを飲みまくります。
ふとソーシャルバニーを見ると、いつ知り合ったか覚えていないカレブさんがコンタクトを希望していました。
悪人プレイ中のナイトクラブかな?
いや、こないだのカフェかな。
少なくとも良い連絡ではなさそうですけれど……。
カレブさんとは仲良くしたいのでフレンドリーなメッセージを送らせていただきました。
飲血をしている横を通り過ぎようとしたシムはヴァンパイア化。
更にヴァンパイア化。
エリオットもスマートにヴァンパイア化出来ないだろうか、ともっかいリベンジしてみます。
が、この後無事(?)消えない恨みを授かる彼。
エリオットは悪いことが本当に向いてないんだな、と痛感しました。
「すみません……。こちら、お詫びの印です……」
シムオリオンをプレゼントして好感度を取り戻すエリオット。
しかし会話は全く上手くいかないので、仲良くなるのは諦めました。
いつの間にかやって来ていたカルヴィンを見つけ、スカーレットはホットタブうふふに誘います。
闇の形態のまんまなんですけど、良いんですかね。
カルヴィン目を覚ませ。
ビルの下の方でヴァンパイアに成り果てるシム。
うふふ後、何故かちょっと回復していたパワーで更にシムをヴァンパイア化するスカーレット。
このシムは確かフォロウに住んでいたので、ブラッドパックがポストに届きます。安心ですね。(?)
この後パワーが尽きそうだったので姉弟揃って家に帰りました。
やめとけって。
寝てる間に申し込みに来るんじゃない!!
姉が起きてくるまでの間、エリオットがカルヴィンと関わろうとしましたが、悉く玉砕しています。
リアの時はたまに会話がダメになりましたが、エリオットはほとんどの会話がダメになります。
こんなに内向的でも違うもんなんでしょうか。
それともやはりリアが元気でいられるのは傍にリンさんが居るおかげなんでしょうか??
不憫な弟を他所に寝ているスカーレットにはデートのお誘いが舞い込みます。
どうしてお前ばっかりが好かれるんや!!!
極寒の遺跡がデートスポットだと????
流石に城巡りや跡地巡りの大好きな神もキレるレベル。
スカーレットがヴァンパイアで良かったですね。
見所が焚き火しかない。
炎の傍で寄り添って温まります。
喉が乾いてきたので通りがかったおばあちゃんから飲み干すスカーレット。
オークショットの部屋にいたはずのカルヴィンが、何と追い掛けて来ました。
しかも何と、プロポーズです!!!
スカーレットは既に婚約してるんだが!?
しかも今デート中なんだが!?
どうなってんだ!!
婚約しました。
その時、デートが成功したムードレッドと共に「すごく楽しかった!また連絡するね!」という通知。
しかしスカーレットは今、彼女に、別れを告げています。
「悪いけど流石にこの場所でデートはないわ」
カルヴィン、お前なんで何ともないんだ。
なんでスカーレットを好きでいれるんやお前。
スカーレットの事ばっかり見てないで!!周りを見なさい!!!
クッソ寒い中婚約の喜びのまま茂みでうふふする2人。
9時間も苦しむはずのムードレッドが一番最後に来とる……。
恐ろしい。
寒そうなのでスラニにカルヴィンを帰してあげようと思って移動している間に少し覗いたら、グリマーブルックの全ての家に誰も住んで居ませんでした。
何事????
大丈夫魔法使い達?????
ヴァンパイアが増えてきて警戒して人間の生活圏内に紛れてる????
因みにウェアウルフ過激派のリーダーは長閑な所に居ました。
姉が彼氏とイチャついている間にエリオットはお仕事。
内向的な彼らしいジレンマが発生しています。
頑張って友達作ろっか。
Oh...
なんかもう、ほんと可哀想になってきた。
こっちはこんなにハッピーなのに……。
大分気に入っとるやんかカルヴィンのこと。
神はめちゃくちゃ反対したいよ。
拠点の人間シムがほとんどヴァンパイアになっていくせいで集客がよろしくないので、今日はプラネット・ハニー・ポップにやって来ました。
ヒマワリちゃんの冬服いつ見ても可愛いな。
無駄に歌唱スキルのあるスカーレット。
歌声は美しいんです。
まるで人魚の様。もちろん悪い意味です。
ヒマワリちゃんは行く先々に居ることが多すぎる!!
どうかスカーレットの毒牙にかからないで!
店内でヴァンパイア化するシムを選んでいたら、外に居たシムがヴァンパイアになりました。
他人事のようにリアクションしている面々。
人間でいられるのも今のうちだぞ。
「良い色の服ね」
「柄がケンカしてるわよ」
バーテンダーのおばあちゃんが戦車出してる。
「アンタはブラッドをちょうだいな」
エリオットが恥ずかしくなって隠れたがっているので、隠れさせてあげました。
そうこうしている間にエリオットの仕事が終わり、外の出店で食べ物を買う彼。
都会っ子願望を叶えるには露店で3回食べなければならないのです。
血肉にならない物体を喉に流し込む苦行。
味がしなかったら美味しいはずがありませんよね……。
ヴァンパイアパワーを使い切って家で寝ている姉とは違い、暇を持て余したエリオットはムンミにやって来ました。
ウェアウルフと馴れ合う気はありませんが、アンがリーダーを務める悪人シムだけのクラブ、「恨みっこナシだぜ」の拠点を少し覗いてみましょう。
Abandoned Factory Club:Yukihyoさん
流石ヴァンパイア。ウェアウルフの居住地には特別な緊張を覚えるようです。
まあ、それとは関係なく相変わらず知らん人の傍にも耐えきれてませんけど。
存分に踊りたまへ!!!
さて、早々に怖いところの観光を切り上げて自宅に戻ってまいりました。
唯一君にしかできない事があるのでやってみましょう!
ブラットフルーツを収穫して、以前収穫した作物を合わせてこれで治療薬を作ります。
たっっっっっか!?
はぁ!?
なんでそんな高いの!?
自分で作ってるだけなのに!!
材料も揃えたのに!!
スポーツウェアでバーテンダーは映えなさすぎるやろ。
何だか凄く見た目のおぞましいものができあがりました。
ニンニクの力がえぐい。
スカーレットが全回復したので今日も元気にスターゲイザー。
するとリンさんから「お前最近大丈夫か?ヤバい事してない?」とお電話が。
スカーレットはともかくエリオットは良い子なんですけど!?!?
良い子なのに😭😭😭
姉のせいですね、絶対そうです。
元カノのメイドちゃんが来ていたのでブラッドをいただくスカーレット。
悲しみのエリオットがホットタブで寛いでいると、ボスと何故か仲良くなりました。
ソーシャルバニー万歳!!!
「アンタはヴァンパイアにおなり」
そういえばカレブさんに会いたいな、と思いヴァトーレ宅に飛んだら、水着のままでした。
さすがに寒いでしょ!!!!
リリスさんは何故か家に入った直後にお風呂に入って行きましたので、セクシーな姿でエリオットに対応して下さっています。
とりま元気な挨拶。
ソーシャルバニー万歳!!!
冬服にお着替えしてもらいつつ、「実は僕の姉が……」とお話しましょう。
ヴァンパイアのお姉さんの傍にいたせいか、「彼女は僕らよりずっと生きているんだ……」とばかりに意気消沈するエリオット。
帰ってくるなり頭を抱えているカレブさん。
何事でしょうか。
スカーレットのせいで街中はヴァンパイアに対して警戒するようになっていませんか?
過ごしにくくなっていませんか?
善良なヴァンパイアを目指すカレブさんにとってもスカーレットは脅威そのものです。
リリス姉さんに見守られる中、ヴァンパイア同士の絆が深まりました。
カレブさんと仲良くなった事をカーリーから肯定されました。
いいね。
「……君にはたくさん、聞きたいことがあるんだエリオット」
二人共微妙な表情すぎんか。
唐突にリリスさんがエリオットにパワーを見せびらかしています。
力量を測ろうと言うのでしょうか。
エリオットは社交性以外の自分磨きには余念がないので社交性以外では負けませんよ。
社交性以外では。
以前ホワキンくんと仲良くしたいと言っていたヒマワリちゃん。
無事楽しかったようです。
良かった!
「リリスがすまないね。君は既にグランドマスターのようだ、素晴らしい!」
「御褒めに預かり光栄です」
「……私の前でもサングラスは不要だよ。安心して外したまへ」
「……。折り入ってご相談があるんです、厚かましいとはわかっていますが……」
「そう畏まらないで良いんだよ。言いたい事は何となくわかっているが、是非、君の話を聞かせてほしい」
内向的なエリオットの言葉をひとつ残らず掬いあげてくださったカレブさん。
こんなに嬉しい親友のお申し出はありません。
エリオットの魅力が9になりました!
もう少し自分に自信があったなら、その魅力を存分に活かせるだろうに。
「君にはしっかり先を見通す力も、遣り遂げる意思も十分にあるな!私もそれを尊重しよう」
「何か困ったらいつでも言ってくれ」
「……ありがとうございます」
そしてお話に夢中になっていたら治療薬が腐りましたwww
これ賞味制限あったの忘れてたww
もったいない😭
さぁ気を取り直して、エリオット。
今日はもう一人話したい人がいますよね。
ムンミの廃墟にあるナイトクラブ。
来るなりDJがヴァンパイア化しました。
ひーーー。
ウェアウルフの領地でヴァンパイアが増えるのはやばいよ。
そんな事は気にせず焚き火にテンションがあがるエリオット。
こら!遊んでないで!
「来てくれましたかアン」
今日こそは、ボスとしっかり話をしたい。
その為にアンを頼りました。
一人じゃ話せない事も、親友の力を借りればできるはず。
言うべき事を言えるように、パニックにならないように、がんばれー!!!
アンと喋っていたらふと「ヴァンパイア化を申し出る」なるコマンドがある事に気付きました。
なるほど!
好感度を下げずにヴァンパイアに変える方法もあるんですね!
使う事なさそうですけど!
「俺のクラブ始めたから、そのうちボスも来るはずだよ」
「ありがとうございます。仕事中以外で会話なんて、どうしたらいいかわか」
「お前をここで見掛けるとはな」
「「あ」」
「え、あ、ボ、ボス!!!」
「何だ、犬は一匹で十分なんだがな」
「バッカ!!何してんだエリオット!会えて喜んでる場合じゃないだろ!ちゃんと話せって!」
「あ、すみません……」
ナイスアン!
でももうちょっと優しくね?
「ええと……ボス、ここ最近サンマイシューノを中心に爆発的にヴァンパイアが増えている事は既にご存知かと思います。……以前パン・ユーロパにて遭遇した赤い髪の女を覚えていらっしゃいますでしょうか?」
「……いや」
「恐らく覚えてらっしゃらないと思います。彼女は自分が選んで接した人間以外の記憶に自分が残る事を厭いますから(データ軽減の為に光景を見ただけのシムから関係を削除している)」
「エリオット、もっと簡単に言ってよ」
「とにかく!今爆発的にヴァンパイアが増えているのはウチの姉一人の仕業でして!彼女はサンマイシューノの人間を全てヴァンパイアにするつもりなんです」
「ギャングワイフに関わる方々を襲わない事を条件に僕も協力を余儀なくされていますが、僕のヴァンパイア化は姉からすると今一つらしく、現在は放っておかれている状態です」
「ボス知ってた?その女、ボスの住んでるビルの向かいに住んでるんだってさ」
「え」
「あれ?エリオットも知らなかった?」
「知りませんよ……」
姉の密告をボスにしたおかげで評価が上がるエリオット。
ついでにシメオン先生ともいい友達になるエリオット。
少しだけ肩の荷が下りたので今夜はこの場の空気を楽しんで行きましょう。
「恨みっこナシだぜ」の招集で悪人シムの皆さんが楽しんでおります。
ちょっと離れた所にリンさんもいらっしゃってました。
パーティ服だぁ!色合いが可愛い。
眺めていたらエリオットがイヴィーさんに内向的特有のメモリーを覚えていました。
イヴィーさんをめっちゃ見つめてるエリオット。
信頼の目です。
その脇でどうしても含み笑いにしか見えない悪人二人です。
んーーーーーーボスがセクシーすぎる。
イヴィーさんとはまだ知り合いなんですが、誰よりも先に「いつでも味方」を取るなんて……。
姉と同じろくでもない願望をお持ちなのに……。
面白すぎる。
折角なのでいい友達のリンさんともハグさせてもらいました。
ふとホワイトさんの流し目にやられてガン見していると、視線の先がある事に気付きました。
パーティ服のリアでした。
その服装初めて見たよ。
設定したのが遠い昔ですっかり忘れていた為、これまでのスクショにも映っているのに全く気付きませんでした。
ベーゼさん楽しんでて可愛いなぁ。
何か始まりそうな空気ですが、何も始まりません。
そのままエリオットを中心にずっと平和なナイトクラブ(ただしここに来ているシムの数人はヴァンパイア)を眺めていたら
ん?
んん??
ベーゼさんが目を逸らしている。
アンが空気を読んで避けていく。
顔よ。
イヴィーさんの腕がエリオットに「おい、見ろよ」ってしてるようにしか見えません。
エリオットもわかってはいますが見ないように配慮しているようです。
神はガン見して大爆笑しながらスクショを撮ってました。
真夜中に笑わすのやめてほしい。
ああでも、二人はこのデータでは結婚式できないなぁ……。
結婚式早くしたいなぁ……。
エリオットが帰ってくるとパイプオルガンを奏でるスカーレットが居ました。
ご機嫌なのでしょうか。
ビルの外ではヴァンパイアになる方々がちらほら。
早く室内に入らないと火傷しちゃうよぉ。
今日は治療薬を実践してみようと思います。
本当はアンヘロさんにあげたかったんですが、家に行っても仕事中のようで入れ違いになってしまったので、背もたれを呼び出しました。
神の分身の分身。
テストするにはちょうどいい人物。
どうやって飲ませたら良いんだろうと悩んでいたら、カーリーがヒマワリちゃんとの子を欲しがっていました。
あのたまり場で育てるのだろうか……、そうなったら新しい家でも用意しようかな。
結局「退治する」以外に方法がなさそうなので、苦虫を噛み潰したような気持ちで決闘します。
あ、カレブさん応援ありがとう。
広いところに出て、お互い闇の形態になります。
背もたれ、服どうした。
スパーリングと同じ要領で
ケンカして
ケンカして
ケンカして
黒くて見えんーーー。
お!!勝ちました!!
しかしエリオット、高く飛びすぎでは???
天井に顔埋まってないそれ大丈夫???
暫し見つめあってから
まさかこれは!!
中身ぶっ掛けたぞ!!!!!????
飲ませないの!?
あ、ビクターさんこんにちは!
そりゃ怒るって!
やばいよやばいよ。
背もたれ……気分はどうかな……。
これでホントに治るのか……?
心配していたら次の瞬間宙に浮き
光り輝いたではありませんか!!
ビクターさんがまるで神聖なものでも見るかのような表情をされています。
そんなに目が開いた貴方初めて見ましたよ。
解放されて泣いています。
この時彼の吹き出しには永遠の悲しみのムードレットでよく見る枯れた花のアイコンに、斜線が引かれていました。
背もたれは不死のヴァンパイアでいた方が嬉しかったのでしょうか……。
ごめんな。
立派なケンカですので間違いなく友好度が赤色になりますよね。
……これ結構しんどいな……。
「殴ってしまいすみません。ささやかですが傷の手当に使ってください」
金で解決しようとしてるわけじゃないんですよ。
めぼしいプレゼントが無いだけですよ。
このタイミングでリアがやってきてしまいました!!
内向的同士、仲良くなれそうですけども!!
何故みんな忙しい時に来るのか!
深い絆!リアちゃーん!なんていい子!
是非エリオットとも仲良くしてほしいな。
ふとムードレットを確認するとヴァンパイアを治療した事によるポジティブなモノが付いていました。
エリオットもヴァンパイアのはずなんですけど、やはりヴァンパイアは人間には望まれない種族なのでしょうね。
親友になってくれたリアとお喋りしていたら、フェン夫妻がスローダンスを始めました。
ユリさんのお腹が大きくないので、もう赤ちゃんは生まれたんですね!
おめでとうございます!
と、そこに喉が乾いたスカーレットが現れます。
さっきまでずっとパイプオルガンを弾いていたのでエリオットと背もたれのやり取りは全く知りません。
自分がヴァンパイアにしたシムを元に戻された事など知る由もありません。
リアちゃんの目の前で吸血行為をされたせいなのか、エリオットも少し不機嫌なリアクションを示しました。
「姉さん、僕の友人の前ではやめてください」
「注文の多い弟ねぇ」
スカーレットは笑いながら今日も拠点へと向かいます。
スカーレットはヴァンパイアでサンマイシューノを支配するという夢をエリオットに話した時から、実際彼には何も期待していませんでした。
ただ困らせると可愛い顔をするので意地悪しているのです。
「これまでの経験からヴァンパイアパワーの使い方に慣れてきたの。今日の私は絶好調よ!」
入口に現れるシムを手当り次第ヴァンパイアに変えていきます。
彼女は夜になるとヴァンパイアパワーがよく回復するようになりました。
更に加えてヴァンパイアパワーの減りも、少なく済むようになりました。
故にまだまだ、パワーが有り余っています。
「この間エリオットから狼の臭いがしたわ、でもあの子の事だから怖くて狼なんかと関われないはず。……とすれば、きっとココね」
スカーレットは廃墟のナイトクラブに足を踏み入れてしまいました。
「これで貴方もヴァンパイアよ」
「君は……、君が最近……、ああ、意識が……」
「あは!あらヤダ貴方刑事さんね?ふふ、せいぜい仲間と一緒に私を探すがいいわ。貴方の記憶に私が残ってたらね」
ちょっおっっっとぉ!?!?
急に始まりました!!
ベーゼさんと卓球です!!
初めてです!!
んてかベーゼさんと卓球とかちょっと羨ましいんですけど!!!!!
カッコイイ!!!
でも実はめっちゃ悩んでるっていう。
可愛い。
スカーレットが勝っちゃった!!
ぬぬ!!
恨みっこナシだぜは招集してないはずなのに、ホワイトさんも素敵なスーツでいらっしゃってました。
ホントに素敵。
恨みっこナシだぜは招集してないはずなんだけどな!?
スカーレットがあろう事か、イヴィーさんに自己紹介しようとしていて慌てて止めました。
君は挨拶に縛りがあってな、うん、セクシーの方にしような。
セクシーは魅惑より弱いからさ、うん。
ホントに話しかけたい???
ホントに???
めっちゃ、「ふーん?」って顔なさるじゃないですか。
その調子で凌いでください。
むしろ逆に弄んでいただいても良いんですけど!
と思ったらまた卓球台に吸い寄せられたスカーレット。
今度はリアとです!!
何!?
誘われてるリアクションもないんだけど何で急に始まるの!?
リアは結局何もわからないままスカーレットにつるっと負けました。
ってかスカーレット何でそんなにここでエンジョイしてんの!?
マジでメンタルどうなってんだ君は!
恋人を作る時の常套テクニック、電話番号を交換するをイヴィーさんにするスカーレット。
ベーゼさんとホワイトさんが癒しと化している。
うげぇってしてる!流石イヴィーさん!!!!!
やはり大先輩は違いますね!!
楽しそうに会話してる……ように見えて
スカーレットは相当頭にきているのか侮辱しようとしています。
これ一回キャンセルしたんですよ。
またすぐ出たんです。
そんなかっかしなさんな。
「気に入らないけどアンタに聞きたいコトがあンのよ」
「ほぉー?」
「夫婦を別れさせるのってどうやるの?」
「随分ピンポイントだな。どっちかと友達になってから"別れなよ"って言えば良い」
「あら簡単。愛なんて所詮そんなものよね」
「……」
問題が解決してスッキリしたスカーレットはその後もヴァンパイアを増やします。
モティマーを皮切りに
近くにいたシムを
ヴァンパイアにしまくります。
こんなにヴァンパイアにしたのに、まだパワーは残っています。
日が明けて来たのでブルーベルベット、そしてソーラーフレアにやって来ました。
しかし朝は人が居なくて結局のんびりしただけに終わります。
ここで道路の途中でヴァンパイア化するおじさんが居ました。
バグってそこから一歩も動きません。
どんどん身体から火が出始めています。
今日は新スキルの日だったので、スカーレットにはソーラーフレアで歌ったりギターを弾かせてレベルを上げていてもらいながら、神はおじさんを見ていました。
おや、カルヴィンの所にやっとスカーレットの悪評が舞い込んだようです。
遅いよ!!
まだ燃えてるおじさん。
多分バグのせいで動けないので、死ぬこともできなくなったようです。
リセット掛けてもこのままです。
新スキルの日を達成したスカーレットは後ろから来たおじさんをヴァンパイア化。
近くで誰かもヴァンパイア化。
もう誰をいつヴァンパイアにしたのか把握しきれなくなってきました。
人数を数えるだけで精一杯です。
優雅に珈琲を飲みながら燃えるおじさんを眺めるスカーレット。
鬼畜。
通りがかったおばさんもヴァンパイア化……あ!パワーが出ません!!
初めての失敗です!!
こんだけ連続してヴァンパイアにしていたらそりゃ失敗も起こりますよね。
懲りずに通行人をもう一人ヴァンパイア化。
パワーがやっと尽きてきたのでソーラーフレアでゆっくりしていたら、アレさんが居らっしゃいました。
少し誘惑し合った後、家に帰りました。
二回目のジレンマです!
もう一回頑張って友達を作りましょう!
何て素敵な解説なんでしょう!
友が、同僚がどれだけ大事かエリオットはわかっているようです。
さてこちらはプラネット・ハニー・ポップ。
今日の地獄です。
セルジオ君絶対その服寒いから冬服に着替えてからここを離れて下さい。
「今日も大盤振る舞いするわよ」
ここで神が疲れ始めたのかヴァンパイア化のスクショを撮り忘れます。
ホイストンさんが一個上の方なので、加えてルシッカさんとソートーさんがヴァンパイア化されました。
「良いヴァイオリンの音色じゃない」
「素敵な歌声ね」
「もっと肉を付けなさいな」
「……アンタどっかで……、まあいいか」
「何処へ行くの?忘れものよ」
「良い上着じゃない」
「可愛いワンピースね」
怒涛のヴァンパイア化ラッシュです。
チートではありません。MCCCでもありません。
ヴァンパイアポイントで貰える報酬の「闇の支配者」と「オカルトの達人」のせいです。
闇の瞑想をしてしまえばしばらくの間は恐ろしい程にパワーの回復が早く、何回でも人間をヴァンパイアにできてしまいます。
そうして11人が一気にヴァンパイアになりました。それを止めたのはカトリーナからの電話でした。
ああ、ああ、ああ!!!!
カトリーナさん、スカーレットはその電話を一番掛けてはいけない相手でした!!!
何を可愛いと思っているのでしょうね。
少しでも友好度を上げようと雲を眺めています。
もうスカーレットがこれから何をするのか、わかりますよね。
近くでジェフリーさんがヴァンパイアになっていました。
……彼は秘密諜報員キャリアの刑事長です。
きっと今、爆発的に増えているヴァンパイアによる傷害事故などで忙しくしているところだったはずです。
その彼自身がヴァンパイアにされてしまったとあれば、事態がより深刻であると認識されるでしょう。
久しぶりに魅惑の容姿を発動してみます。
本当に友好度でしか、為せないのかどうか……。
「……赤い彼の言った事はどうやら本当の様ね」
「今いい所なのよ。それにそこ、雪が積もってるだけで何もないからもう行かないわ」
お断りしました。
そして仲良くなることに徹していると……
別れてしまいました……!!
正直マーカスは恋愛面では擁護できないシムですが、小さな子どもが二人と赤ちゃんも生まれたばかりの家の夫婦を別れさせるのは鬼畜の所業です。
同じ家に住んでいるので直ぐには出て行かないでしょうが、今後どうなるのか……。
お子さんの視線がスカーレットの背中に刺さります。
プレイしている時は乗り切っていたのに、今記事を書いているとしんどさがせり上がってきます。
これはゲーム、これはゲームなんです。
「じゃあ用ナシのアンタは私にブラッドを頂戴な」
ひたすらに無心です。
何か少しでも考えてしまえばプレイできなくなります。
良心などとっくの昔に置いてきてしまった女。
それが、スカーレット・オークショット。
「いつまでも果たせるタスクを残してても仕方ないわ。ねえアレ、悪いけどそういう事だから」
一時帰宅しアレさんを呼び出し、交際を申し込んだ直後に別れるという。
何処かの赤い服の方がめっちゃやってた方法をスカーレットもしてみました。
もうこれが狂気でなくて何だと言うのか!!!
「さよならアレ。楽しかったわ、それなりに」
いつの間にか夜になり、すっかり回復していたヴァンパイアパワーを使いにスカーレットは自宅の外へ出ました。
通行人をヴァンパイアにしていきます。
「あはは!何を今更!!」
何故かこの寒い中ベンチで眠っていたベラさんを起こしてヴァンパイアになってもらいました。
そしてベラさんで記念すべき(ではない)50人目のヴァンパイア化でした。
折り返しです。
その時のスクショが撮れてないのは、神、もといプレイヤーの心がもう、酸欠状態だったからです。
きっとベラさんはモティマーがヴァンパイアになってしまい、不安で家のベットでは眠れなかったんじゃないかと思うんです。
そんな話をしたらきっとスカーレットは「これでもう安心じゃない!」と笑うのでしょう。
おお、おお……、水面下で何か企んでますか?
スカーレットにならホントに何しても良いです。
むしろ何かぎゃふんと言わせてほしい……。
……何かそれって普通に怖いね?
前の人は?どうしてそう頻繁に新しい人と関わる機会が……?
ちょっと弱気になったのは神の方です。
ごめんよエリオット……。
でも下がったの小で良かった……。
ヤバい、ホントにメンタルがヤバい。
本当はここいらで記事にしてあげてしまおうとしていました。
でも、そこで目に飛び込んできた人物が居ました。
ボス!!!
項垂れながらこちらへと歩いてくるボスです!!!
何か悲しい事があったのでしょうか!?
これからそこのジムに行かれますか??
ああボス!!!
そういえば近所でした!!!!
凄まじいブラッドの匂いだ、ってお互いに思ってそうだな……。
「あらやだ、通り道を塞いでいたかしら?それとも私めがけて来てくださったの……?」
ああ、足を止めさせてしまった……!!
「ここは素敵ね、たくさん美味しくいただける場所があって。……ああ、私最近この上に越して来たのよ。貴方もこの辺に住んでいらっしゃるのかしら?」
視界の端で新たなヴァンパイアが生まれています。
流石ボス!!!
意気消沈しているのに仕事熱心なシムだと感心していると、「元気づけようと試みる」のコマンドが……。
知り合って間もないのに大丈夫なのか???
でも落ち込んでるボスが気になりすぎて選んでしまった……。
「……ねぇ、貴方何か気を落とすような事があったの?マスクで顔は見えなくても、その下がり切った肩が教えてくれてるわ」
「(……ああ、何て素敵な香りなのかしら。死者を弔って来たのかしら、それともどこか怪我をしているのかしら……。覗く肌に歯を立てたいわ……、何て健康的な質感なのかしら)」
欲にかられたせいか見事に失敗してボスを泣かせてしまいました!!!
上手くいかなかったシーンは幾度か見ましたが、泣かせているのは初めて見ました!!!!
スカーレット!!!!!
寄りにもよって!!!!ボスを!!!!!!泣かすな!!!!!!!!!
に…………?
ン?
スカーレットのこんな顔も始めてみます。
と言うかスカーレットが今まで何かに怯えた姿を見たことがなかったので正直この時点でボスへの株は上がりまくりではあるんですけども。
これ、ドリンク投げ失敗ですよね……?
「……ち、ちょっと……?」
「じゃないわよ!!私はアンタをなだめようとしただけじゃないの!!何しようとしてんの!?」
「確かにちょっとアンタから、いい香りがするなって……。不容易に触れただけじゃないの!!それくらい許しなさいよ!!」
スカーレットはボスに対して特に何もしてないとは思うんですが、許しを請うコマンドが出てて笑いました。
何でしょう、雰囲気的にボスが自分より地位の高い存在である事を肌で感じているのでしょうか。
でもスカーレット、表情めっちゃ明るいね。
激しい対立って言ってる割には楽しそう。
「……いい香りなわけがねえ。お前は香水くらいつけるべきだな」
また電話するボス。
心の余裕があるんだかないんだかわからないボス。
ちらほらと話しかけていたら割とすんなりゲージが緑に戻ってきたので、お詫びにと思って一緒にジムへ行こうと外出に誘ってみる事に。
楽しい会話になってるし、どうかな……?
あら優しいボス!
やったぁ!と喜んだのも束の間。
え??????
この間、シム時間では二分。
リアルタイムで二秒です。
ねえボス!!!!!!それは少しとも言わないんだよな!!!!!!
見事にスカーレットを、最後までおちょくっていきました。
初めてです、スカーレットをここまで困惑させたシムは居ません!
おれは困惑通り越して大爆笑してましたけどね!!!
ボス大好き!!!!
近くに居たシムをヴァンパイアにして気を紛らわせたいスカーレット。
その後穏やかに外で雲を眺めていたら、カルヴィンからエルザさんとの仲を肯定されました。
そんな事をしていたらエリオットが仕事から帰ってきました。
スカーレットは自宅のエレベーター前に急ぎます。
「ちょっと聞きなさいよ!さっき下であった男がサイアクだったのよ!」
「どうしたんです姉さん。すごく機嫌が良いんですね」
「良くもなるわよ!あんなの気になりすぎて面白くなってきちゃうわ」
「姉さんさっき最悪って言ってたのに」
「私に“サイアク”って思わせ続ける人間なんて珍しいじゃない?それにいい香りだったのよ……。マスクで顔を隠していたし、きっと殺し屋か何かね」
「……マスクで顔を隠していたなら流石の僕にも探せませんね(……それってまさか……)」
楽しい気分のまま、夜はまだ明けませんので悪のキューピッドをしにやってきたのパンケーキ家。
さっそくボブさんをヴァンパイア化するスカーレット。
エリザさんと楽しく会話していると
うわあああそれをスカーレットの前でやってはいけない……。
「……ねぇ?さっきの旦那さんの事なんだけど……」
「(……ホント人間ってバカ)」
「……」
「そう思うならアンタもヴァンパイアになりましょうか」
止まらないスカーレット。
情緒など塵となってしまっています。
お次は意地悪な大賢者でお馴染みのLさんです。
彼女はこの世界では結婚しているのです。
恥ずかしがっている割に、挨拶一つで上がった恋愛ゲージの長さが多い気がします。
視界の端にハッピーバースデーヴァンパイア。
大賢者のファーストキスもいただきます。
旦那が居るそのすぐ隣でウフフをする二人。
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああおれの情緒が狂う!!!!
その経緯はとてつもなく歪んでいるというのに、お前はのんきだな……。
相変わらずスカーレットのソーシャルバニーはえらい過去にいますが、ボスからコンタクトの申請が来ていて震えあがる神。
ボスはスカーレットがスカーレットである事に気付いたでしょうか。
アレだけのインパクトを残していったシムですから、スカーレットも記憶を消さなかったようですね。(消せませんけどね)
ああ、これからどうなってしまうのか……。
貴方はこれからその精神を吞まれるんですよ……。
「私と親友でいたいなら、あの旦那とは別れた方が良いわ」
しんどい!!!!!!!!!!!!!
家に帰ったスカーレットは気分が良いまま、ベランダでブラッドフルーツの木に話しかけていたエリオットを侮辱しに行くようです。
侮辱された瞬間、消えない恨みをメモリーを覚えるエリオット。
そんなに素早く付くなんて……、日頃の積み重なった思いが爆発し始めているのでしょうか……。
姉に今逆らうのは得策ではない。
でも、止まらない憎さがエリオットの中で燻り始めている。
家族なのに……、一緒に行動する事がこれから実質不可能です。
神もこの展開には驚きが隠せません。
自分から一切話しかけに行かずとも、スカーレットに話しかけられた時は楽し気にしていた日々。
それらはエリオットの中では「ただ付き合っていただけ」だったのでしょうか。
そして今も、そうなのだとしたら……。
そんなことは露知らず、スカーレットは再び悪のキューピッドをしに家を出て行きました。
その途中でふと思い出したように、大嫌いなフォロウに立ち寄ります。
「何もかもが辛気臭くて大嫌いだけど、明るい時に来てもまるで廃墟みたいで更にダメね。……夜にまた来るわ」
この家ごと、葬ってあげる────
……次回に続く。
次回は恐らく更新が普段より遅れると思われます。
色々やりたい事があるのです!!
ヴァンパイア100人プレイは多分後二記事くらいで終わります。
終わらせます!!!!!!
では!